リスキングって何?海外のリスキング状況を調べてみた

就職・転職活動

リスキング=学び直しです

2022年10月3日  リスキリング支援「5年で1兆円」 に岸田首相が所信表明しました。

私はこのリスキングについてのニュースをずっと追いかけていました。

なぜなら私自身が職業訓練所に通っていたからです。しかし、私は夫の収入や貯金額等の条件にひっかかかってしまったため、毎期10万もらえるはずの給付金をもらうことはできませんでした。夫の収入と言っても私が自由にできるわけでもなく、貯金も夫個人のものなので、私は自分の少ない貯金から交通費を出して通いました。遠かったのでかなりの出費でした。

職業訓練所にも面接があり、申し込み枠から2倍の状態でした。本気で再就職したい人しか入れないのです。これがこの岸田政権が打ち出すリスキングの支援がどうなるのか興味深々だったのです。

皆さんも気になる人は自分は給付金がもらえるのかどうか、気になるところだとは思うのですが、これはこれから決まる事なので、断言できないのですが、所得に関する制限はあるのではないかと思います。

おそらく職業訓練所の条件がゆるくなるか、民間のオンラインスクール等も増えて通いやすい状況になるのではないかと思います。それからIT系が増えそうですが、色んな分野で育休関係なしに、人間としてのスキルアップとしてこのリスキングを利用できるようになってほしいと願っています。

そこで海外のリスキング状況について調べてみました。

アメリカ:社会人入学や転学が比較的容易で、オンライン教育やコミュニティカレッジなど多様な教育機会がある。給付型奨学金や教育ローンなどの支援制度も豊富である

イギリス:成人教育の伝統があり、大学や専門機関などでさまざまな資格やスキルを取得できる。政府や雇用者などからの費用援助も受けられる

シンガポール:国家戦略としてリスキリングを重視し、国民に対して「スキルフューチャー・クレジット」という終身学習のための個人口座を提供し、大学や専門機関などで利用できる

フィンランド:高等教育は無償であり、社会人入学も可能である。また、国民に対して「個人的学習アカウント」というリスキリングのための制度を導入し、自分のキャリアを自己管理できるようにする

海外は高校や大学での学びの機会が多いようです。そしてリスキングの概念はスキルアップしてさらによりよい環境へ就職できるようという意味合いが多いようです。

日本では、職業訓練所へ通っていることをどのようにとらえるでしょうか。

職業訓練所では再就職ができるかどうか、厳しくチェックされるのですが、すぐに現場で通用できるスキルが身につくかは人ぞれぞれなので、就職の際にはどこまでならできるのか、できないのかを正直にきちんと伝えることが、後々企業側との食い違いを避けることができます。

みなさんとともに安定雇用をもとめて。

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